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私が最後に行った新潟以降、なんだかいろいろなことがあったみたいで ずっと「あと1回しか観れないんだぁ」って思ってました。 仕方ない、その1回で全てを感じ取ろうって諦めてたけど 奇跡的にチケットを譲ってもらえることになり、急遽行ってきました。 感想は二日分まとめて書こうと思ってたけど やっぱり今日の分は今日の分で。 不思議だなぁ。 なんだかいろんなことを感じました。 セットリストが変わったこと、 仙台のライブでのこと、 長いツアーだと自分が行かない間にいろんなことがあるんだなぁって。 もちろん全部観ることは不可能であって、 だからこそ自分が観たときにいろんなことを感じればいいんだって思うから、 今日私の目にどんなふうに映るのかが楽しみに仕方なかった。 と、同時にやっぱり彼らがどんな気持ちなのかなぁっていうところがすごく気になってて。 なんていうか。 きっといっぱいいっぱい悩んだんだと思う。 葛藤して、話し合って。そして大切なことに気づいて、涙を流したり新しい自分を観てほしいっていう気持ちになったりしたんだろうなぁって。 それが前向きなものだったとしても、 そこに至るまでの苦しみや葛藤を思うとちょっと胸が痛くなったりもしました。 でもきっとそれは彼らにとって必要な時間だったんだよね。 そんないろんなことを考えての久々のライブでした。 簡単に感想を。 確かに何かを感じました。 ライブとしての出来では(演奏とか歌詞間違えしないとかっていう意味ね) 多分私が行った中でも他の公演の方がよかったと思う。 だけどね、あんなに力が入った姿、久しぶりに観た気がする。 粗っぽかったり、ちょっと演奏走っちゃったりっていうのも 何かこう気持ちを込めすぎた結果なのかなぁって、私には感じられました。 「Wonderland」を聴きながら、ああなんか久しぶりだなって思いました。 この声を聴くと、心の中が満ち足りた気持ちになります。 他の何にも変えがたいこの感覚。 あ、でもいきなり2番の歌詞ぶっ飛んでましたよ(笑) 「雨上がり」、そして「春景色」。 ・・・、なんて冷静に書いてる場合ではありません。 春景色だよーーーーー!!! ああ、かっこよすぎる前田さんの前奏。 前奏での亮太くんギターの“ジャジャッ”も健在。(細かすぎて多分ほとんどの方にはわからないと思いますが・・・) 当然手元はエアドラム。これ治くんと合う瞬間が最高。 2年かぁ。長かったな。ずっと聴きたかったんだよ。 こういう感覚、もっと味わいたい。 ずっと待ってた音を聴けるこの感覚を。 「RUN」では前田ベースにひたすらやられました。 かっこよすぎる。 今日は席も前田側だったので、いつもよりもリズム隊中心に観てました。 これがニュー神宮司なのかな。 なんだか今日は治くんを観ずにはいられませんでしたから。 メンバー紹介のMCのとこでは、 みなちんが「今日は亮太くんが“シーシーレモーン!!”(←大抵ライブ中にその土地や会場の名前を叫ぶので)って言ってくれるのが楽しみです」みたいなフリをしたので 藤巻氏、ちょっと困ってました(笑) でもちゃんと後々言ってくれたけどね。 今日の「深呼吸」はちょっと演奏が走り気味でした。 なんかね、すごく力が入っちゃってて。 でもね、それをあたたかく見守るっていうか後ろで支える二人が頼もしくて。 他のとこでも感じたんだけど、本当にこの3人の絆みたいのが感じられたよ。 「蛍」でようやくピッチが安定してきたかな。 すごーくよすぎて涙が出ました。 ベースとドラムのうねりが素敵すぎる。 くっきりと、この3人の深いつながりが見えた気がしました。 「ビールとプリン」「電話」が終わって、ドキドキの瞬間。 ライトが消えて皆川さんとくしくんが舞台を捌けていきました。 3人で演奏するのは知ってたけど、まさかステージからいなくなるとは。 3人で演奏することになった経緯とかは特に話していなかったけど、 僕らはまだまだ旅の途中なんだな、って思わせてくれる曲ですって言ってました。 「昭和」を聴きながらもう単純に、「ああ、3人だなー」って。 ただそれだけ。それだけで胸がいっぱい。 実際にライブで3人だけで演奏していた時代を観てたわけじゃないけど でも私が好きになった頃、夢中で観た映像と同じ姿がそこにはあって。 3人で必死に音を鳴らす姿がそこにあって。 はじめてギターやベースやドラムの音ってこんなに素敵なんだって気づかせてくれたのは、紛れもなく「朝顔」っていうアルバムであって、この3人以外の誰でもなくて。 彼らの音楽に出会った頃のことを思い出してました。 ただ3人で演奏したっていうだけなのにね。 とにかくかっこよかった。もうその一言です。 「3月9日」も私はやっぱり3人だけの演奏の方が好きだな。 最近はキーボードが入ってるバージョンの方が聴きなれてる気もするけど。。 こーんなにシンプルな演奏でも人の胸を打つんだもん。 本当に偉大な曲だなって思います。 「粉雪」あとのMCで本人も言ってましたね。 肩に力が入ってるって。 いろいろ回ってきてまた東京でやるっていうのも少し緊張するみたいです。 まぁ、いつも通りここでのMCはかなりくだけた感じで(笑) えっと、まぁ詳しくは書きませんけど「リメンバーオキナワ」っていう感じらしいです。 簡単に書くと、2年前の沖縄フェスのときにちょっといろいろあったらしく 沖縄で気合を入れてやれるかがちょっと心配・・・、ということらしい。 おーーい!頑張ってくれ(笑) あとは、曲の合間に「東京!」って叫ぶのって外タレみたいで恥ずかしいよねって 前ちゃんが話をしたら、亮太くんがいきなり外人風に「トウキョウってね」って言ったのが もうかわいすぎてしょうがなかったよ。 あとはなんかいろいろ言ってましたけど、例のごとくこの記憶力なもので(苦笑) とにかく治さんが意外と(おい)うまくまとめてくれていました。 黄色いTシャツを着ていたんだけど、「C.C.Lemonホールってことで!」って言って場内を沸かせてました。 さーさー。やっぱり「まめ電球」ですよ。 前奏からかっこよすぎます。 1番と2番の間の間奏の前田ベースが若干違っていたような。CDバージョンっぽくなってました。 最後の“さぁ手を握ろう”もCDバージョンだった気が・・・。 え?細かすぎますか? ・・・気にしないで下さい。 「明日に架かる橋」の前奏のとこで「シーシーレモンホーール!」って叫んでくれました。 ふふふ、ムチャ振りにも忠実な亮太くんです(笑) ま、またもや歌詞は飛んでましたけどね。 治さんドラムソロもいつもよりもよく見えて、かっこよかったです。 そして印象深かったのは「追いかけっこ」から「Wonderful&Beautiful」の流れ。 あんなに力強い「追いかけっこ」は初めてだったなぁ。 特に“届いてますか 僕たちは 臆病だからもっと微笑んで”のところ。 めずらしく感情むきだして、痛々しいほどに。 しっかりと届いてるよ、と伝えたかったくらいです。 W&Bは淡々とした曲調の中にはものすごい力強さを感じました。 きっとこのツアーをこなせばこなすほどに、曲への思いが強くなっていってるんだよね。 アンコールでいつものように出てくるメンバー。 亮太くんがなかなか出てこなくて、間をつなぐためか、治くんがボーカルマイクの前で話し始めたの。 そしたら遅れて亮太くんが出てきて、黄色いツアーT を着てたんだけど “俺も黄色着てきたよ!”って裾をひっぱりながら客席に向かって必死にアピール(笑) で、さらに治くんがしゃべってるのに、ステージ中央に立ってモニターに映してもらうようにカメラさんにも必死にアピール攻撃(爆) その姿がかわいくてかわいくて! 痛い人だと思われても書きますとも。だってかわいかったんだもん! さらにさらに居場所がなくなった亮太くんはそのままドラムの方へ。 (私には自主的に向かったように見えました・笑) 治くんが“叩いていいよ”みたいなこと言ったのかな。 おもむろにドラムを叩き始めましたーーー!! ちなみに普通の8ビートっていうのかな。そんな感じで。 これは貴重ですよー。亮太マニアとしてはこりゃーたまらんですよー。 そしてアンコールの「茜空」は素晴らしすぎました。 決して声の調子は絶好調ってわけではなかった気がするんだけど、 とにかくこれは圧巻。 前奏のみなちんのピアノもちょっとアレンジされてて素敵でした。 そして。「アカシア」 嬉しくて嬉しくて。これも2年ぶり。大好きな曲です。 2年だよ。長かったよ。もちろんその分の喜びは計り知れないです。 私のメールの着信音は「アカシア」なんです。 実はこの日のライブに行こうかどうか迷ってるときに、この着信音を聴いて決心しました。 ずっと待ってた曲を聴けるんだって思ったら行かずにはいられなかった。 あったかくて優しくて、彼らの魅力がたっぷり詰まった曲だと思います。 全ての曲が終わって、ほんわかした気持ちになりました。 いつもはツアーが終わりに近づくとさみしくてさみしくて仕方ないんだけど それよりも今日ここに来れた喜びの方が大きかったなぁ。 何かって言われたら難しいけど、私には変わった彼らの姿を感じることができたし そんな風に思えた自分が嬉しかったのかな。 とにかくあと1回。 明日も笑顔で終われますように。
by hitsujigumo72
| 2008-05-07 00:28
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